緊急時電子カルテ閲覧システムHELKue
近年、異常気象による自然災害が多数発生しています。
企業がBCP(事業継続計画)を検討しているように、病院でも診療を継続する計画が必要であり、もしもの時に、スタンドアロンで過去データ参照用の電子カルテシステムとして活用することが可能です。
HELKueは、データのバックアップ以外に、通信回線や院内ネットワークの影響を受けずに使用することが可能です。
- ノートPCやUSBメモリをPCに差して使用することが可能です。
- 外来・病棟共にデータの抽出が可能です。
- ログインは、電子カルテのID・パスワードでOK。
①診療データのバックアップを外部に保存しているから大丈夫!
そんなことありません。
②院内のバックアップや参照用サーバを別の建物に用意しているから大丈夫! そんなことありません。 |
HELKueは、ノートPC単体で利用可能です。
ノートPCであれば、バッテリを搭載しているので、停電でもある程度は使用できます。
また、使えるPCが他にある場合は、USBメモリにデータを保存して病院情報システム以外のPCで使用することも可能です。
【事例①:緊急時はノートPCを持ち出す想定】 抽出対象 :外来/病棟 抽出期間 :外来: 病棟: 抽出データ:・・・・・・・・・・・・・・・・ 運用の流れ:毎日定期的にデータを抽出。 サーバにて運用し、抽出したデータは、持ち出し用 ノートPCに配信。 【事例②:緊急時はUSBメモリを持ち出す想定】 |
どんなデータがどんな条件で抽出できるの?
【抽出データ(例)】 ・患者プロフィール (氏名、連絡先、緊急連絡先等の基本情報、身体輸血情報及び感染予防情報) ・電子カルテデータ (検査履歴、処方履歴、病名、手術記録、退院サマリー等) 【抽出条件(例)】 ・入院患者:抽出処理時点から1カ月前までの期間に入院した患者の入院期間内の電子カルテのデータ、病名歴すべて、手術記録、退院時サマリーを抽出。抽出対象期間内に入院していた患者は、抽出対象間をさかのぼって入院日~退院日のデータを抽出する。・外来患者:救急外来を含む全患者を対象とする。診療科毎に過去3回分の電子カルテデータ(受診歴、処方歴)、病名歴すべて、手術記録、退院時サマリー及び診療予約を抽出する。 |
※抽出データや条件は、抽出に要する時間や容量が変わってくるため協議の上、決定させていただきます。